【凱旋門賞】ビザンチンドリーム、重馬場なんの軽快 国分優騎手「こちらに来て成長している」
2025年10月02日 15:45
<凱旋門賞:追い切り>
日本馬ビザンチンドリーム(牡4、坂口)が、コワイラフォレ調教場の芝コースで躍動した。
国分優騎手(レースはマーフィー騎手)を背に単走、馬なりでの最終追い切り。芝の固まりが後方に飛ぶような重たい馬場も全く苦にせず、軽快な動きを見せた。前走時も追い切りに騎乗の国分優騎手は「落ち着きもあり、前走時と比べて集中して走れていました。動きも良かったですし、こちらに来て成長していると感じます」と笑顔を見せた。
前走のフォワ賞ではG1・3勝の実績馬ソジーなどを撃破。能力を披露した。3走前にはサウジアラビアでレッドシーターフHも快勝しており、続く天皇賞・春も差のない2着と、ここ3戦が充実期を証明する。「もともと心肺機能が強い馬で、3歳の秋から少しずつ良くなっています。使って良くなるタイプですし、前走よりもう1段階、上がってくれると思います」と坂口師。勢いそのままに日本馬初の戴冠を目指す。