【凱旋門賞】「日本のクロワデュノールが外枠克服して勝つのを見たい」英国トップ騎手が期待
2025年10月03日 17:50
外枠を克服して-。英国のトップジョッキー、ホリー・ドイル騎手(28)が2日に更新された「スカイスポーツレーシング」の自身のブログでフランスの凱旋門賞(G1、芝2400メートル、5日=パリロンシャン)の見解を語った。
短期免許で昨年まで3年連続で来日し、日本のファンにもおなじみの女性ジョッキーは「アイルランドの3歳牝馬ミニーホークは今年4戦全勝と好調で、日曜にパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞の有力候補にふさわしいと思います。エイダン・オブライエン調教師が管理し、追加登録で出走するフランケル産駒の牝馬で、英オークス、愛オークス、ヨークシャーオークスを制し、G1・4連勝を狙っています」とミニーホークについて紹介した後、「しかしながら…」と自分の本命馬を紹介した。
「私は日本のクロワデュノールが、斉藤崇師と北村友一騎手がトリッキーな外枠を克服して、勝つのを見たいと思ってます。数週間前にパリで行われた10ハロンの凱旋門賞の前哨戦(プランスドランジュ賞)では、“スローの流れからのスプリント勝負”という慣れない競馬のスタイルをものともせずに勝利をつかんでいます。クロワデュノールは6月の日本ダービーを含め、何度もトップレベルで勝利を挙げていて、G3では重馬場でも戦えることを証明しています」と期待を寄せている。
夫のトム・マーカンド騎手(凱旋門賞ではゲゾラに騎乗)とともに親日家のホリー・ドイル騎手(今年の冬は香港で短期免許を取得するため、日本では騎乗しない予定)。自身は凱旋門賞に騎乗予定はないものの、日本馬クロワデュノールの歴史的な勝利を信じている。