今夜、フランスでは凱旋門賞（G1、芝2400メートル、5日＝パリロンシャン）が行われる。日本からはダービー馬クロワデュノール（牡3、斉藤崇）、ビザンチンドリーム（牡4、坂口）、アロヒアリイ（牡3、田中博）の3頭が出走。いずれも現地の前哨戦を勝利しており、期待が高まっている。日本馬初制覇の快挙が期待される（発走予定時刻は日本時間の午後11時5分）。

　　　◇　　　◇　　　◇

　過酷な海外での戦い。日本の競馬ファンは快挙を期待する一方で、日本馬だけでなく、出走するすべての人馬の無事な走りを願う声を上げている。レース前日の4日、X（旧ツイッター）では多くの競馬ファンが「凱旋門賞とにかく全人馬無事にレースを終えて帰国してほしい。本当に願うのはそれだけ」「日本も海外も全人馬無事を」「日本馬に勝ってほしい気持ちと、勝ち負けはいいから無事に日本に帰ってきてほしいって気持ち」「日本馬たち頑張って無事に帰ってきてね」「何よりも無事完走して日本に帰ってきてくれたらうれしいな」と心境を書き込んでいる。

　昨年はレース中盤の下り坂で地元フランスのG1馬アヤザークが競走を中止。不幸にも命を落としている。

出典：日刊スポーツ