【凱旋門賞】キセキ、ブラストワンピース、フィエールマン3頭惨敗の6年前と同レベルの重馬場に
2025年10月05日 19:25
凱旋門賞当日(5日)の朝、パリロンシャン競馬場の馬場状態は「トレ・スープル」(JRAの基準で重馬場)、馬場の硬度を測定するペネトロメーターの計測値は「4・1」とフランスギャロから発表された。
近年だと、19年の凱旋門賞がまったく同じ数値だった。同年は3連覇を狙った英国の女王エネイブルをゴール寸前で、地元ファーブル厩舎のヴァルトガイストが差し切っている。日本からは3頭が出走し、キセキが7着、ブラストワンピースが11着、フィエールマンが最下位12着に敗れた。
当時のヴァルトガイストの勝ちタイムは2分31秒97。上がり3ハロンはメンバー最速の38秒08だった。今年も同じような時計のかかる馬場が見込まれる。
くしくも今年の日本馬は6年前と同じ3頭出し。クロワデュノール、ビザンチンドリーム、アロヒアリイは日本馬3頭が惨敗した6年前と同レベルの重馬場を克服し、歴史的な勝利をつかめるのか。発走予定時刻は日本時間の午後11時5分。日本国内ではJRAが海外馬券発売を行っている。