凱旋門賞3着ソジーにジャパンC参戦の可能性が浮上「ジャパンCか引退か」ファーブル師が明かす
2025年10月07日 15:30
凱旋門賞で3着だったフランスのソジー(牡4、A・ファーブル)にジャパンC(G1、芝2400メートル、11月30日=東京)参戦の可能性が浮上してきた。管理するアンドレ・ファーブル師が今後の選択肢の1つとして、明かしたもの。5日、レーシングポスト電子版が伝えている。
同紙は凱旋門賞のレース後のファーブル師のコメントを紹介。2頭出しだったファーブル師は「ソジーはすごくいい競馬をしましたし、満足しています。(ニエル賞覇者で15着に敗れた)クアリフィカ-はうまくいきませんでした。もっとやれると思いますが、経験不足ですね。今後は現役を続けると思いますが、(ゴドルフィンの)シェイク・モハメドと相談します」と話し、ソジーの今後について、「私たちは話し合いを行います。ジャパンC参戦か、引退か、彼には多くの選択肢があります。デルマー(BCターフ)は彼には合わないと思っています」とジャパンC参戦の可能性があることを明かしている。馬主のヴェルテメール兄弟のレーシングマネジャーはレース直後に現役引退、種牡馬入り(けい養先は未定)を語っているため、ラストランとして、ジャパンC参戦を選ぶ可能性が出てきた。
ソジーは昨年のパリ大賞、今年のガネー賞、イスパーン賞でG1・3勝の実績を誇り、フランスの古馬牡馬のトップホース。今年のジャパンCには同じくフランスのカランダガン、ゴリアット(ともにセン馬のため凱旋門賞に出走できず)の参戦が有力視され、英国のオンブズマン(英チャンピオンS出走予定)も参戦を視野に入れていることが伝えられている。