オンブズマンとドラクロワの最終決戦、「見たいのは公平で激しいレース」とオブライエン師
2025年10月18日 11:42
ここまで2度の対戦で1勝1敗と互角の勝負を繰り広げてきたオンブズマンとドラクロワが、3度目にして最後の対決を現地18日のG1英チャンピオンステークスで迎える。
J&T.ゴスデン厩舎の4歳馬オンブズマンは7月の英G1エクリプスステークスでA.オブライエン厩舎の3歳馬ドラクロワに敗れての2着。しかし8月のG1英インターナショナルステークスではドラクロワを2着に従えての勝利を収めた。
主戦のW.ビュイック騎手はオーナーであるゴドルフィンの公式サイトで「オンブズマンはヨーク(英インターナショナルS)で実力を見せつけた後、良い休息を取れた」「地元でも騎乗したが調子は素晴らしいようだ。馬場状態もよく、みんなにとってプラスになるだろうし、最高のレースになる」と語った。
一方のドラクロワは英インターナショナルSでオンブズマンの雪辱を許した後、9月のG1アイリッシュチャンピオンステークスを制覇。英競馬メディア『At The Races』によると、こちらも全て順調とオブライエン調教師は仕上がりに自信を見せている。
同師はオンブズマンとのライバル関係をあらためて認め、「誰もがそのために競馬をやっている。もちろん私たちもだ。みんなが見たいのは最高の馬たちが常に最高のレースに出場し、可能な限り公平で激しく競り合うことだ」と続けた。