凱旋門賞をダリズ、英チャンピオンステークスをカランダガンで制し、今秋の欧州プレミア開催を席巻しているフランスのF.グラファール調教師が、米ブリーダーズカップ開催にも強力なラインナップで臨むことを明かした。

　グラファール師は仏競馬メディア『paris-turf.com』に対し、ゴリアットをBCターフに、ムーランドロンシャン賞の覇者サーランをBCマイルに使うと明言。ゴリアットはバーデン大賞で復活勝利を遂げた後も状態が良く、かつての姿を取り戻したと感触を伝える一方、サーランも絶好調としている。

　また、仏オークス馬ゲゾラは前走の凱旋門賞（13着）後の回復も良好で「あのレースでは（位置が）後ろすぎたからお手上げだった。ほとんどミッションインポッシブルさ。彼女はBCフィリー＆メアターフを走るよ」と話し、その後はアメリカで現役を続ける見通しに触れた。