現地1日、米デルマー競馬場でG1ブリーダーズカップターフスプリント（芝5ハロン）が行われ、I.オルティスJr.騎乗のシソスパイシーが逃げ切った。

　レースは好スタートを切ったシソスパイシーがハナに立ち、日本から参戦のインビンシブルパパが2番手で続く展開に。コーナーに入るとシソスパイシーが後続を引き離していき、直線でも独走。最後は2着のエージーバレットに2馬身半差の快勝だった。

　直線半ばまで2着争いに加わっていたインビンシブルパパは勝ち馬から5馬身差の6着。もう1頭の日本馬ピューロマジックは後方のまま10着に終わった。

　J.ダンジェロ厩舎のシソスパイシーはミトーリ産駒の3歳牝馬。6月に遠征した英ロイヤルアスコット開催でのG1コモンウェルスカップでは15着と大敗したが前走のG2ミュージックシティステークスで重賞2勝目を挙げており、2度目のG1挑戦で勝利をつかんだ。