現地29日、米チャーチルダウンズ競馬場でG2ゴールデンロッドステークス（2歳牝馬、ダート8.5ハロン）が行われ、T.ガファリオン騎乗のベラバレリーナが無敗での重賞勝ちを手にした。

　大外枠から出たベラバレリーナは大逃げする馬から離れた2番手を追走。第4コーナーで早くも並びかけていくと、直線ではすぐに先頭へ。独走となったところへアトロパの追撃を受けたが、半馬身差で凌ぎ切った。

　B.ウォルシュ厩舎のベラバレリーナはストリートセンス産駒で、10月のデビュー勝ちから2連勝での重賞初制覇。。半姉のプリティミスチヴァス（父イントゥミスチーフ）は2023年にケンタッキーオークスなどG1を3勝して米最優秀3歳牝馬に選出された名牝で、タピット産駒の母プリティシティダンサーはG1スピナウェイステークスを勝っている（1着同着）。

　ゴールデンロッドSは翌年のクラシックに直結するレースとして知られており、ここ4年はシークレットオース（21年に5着）、姉のプリティミスチヴァス（22年に3着）、ソーピードアンナ（23年に2着）、そして昨年1着のグッドチアと、好走馬から立て続けに翌年のケンタッキーオークス馬が生まれている。