ノーザンファームはミエスク牝系の重賞ウイナーを落札/タタソールズ社牝馬セール
2025年12月02日 17:30
英国のニューマーケットで1日、タタソールズ社「ディセンバーメアズセール」の初日が行われた。このセールではこれまでに多くの繁殖牝馬が落札され、日本で活躍馬を生んでいる。今年も日本の生産者が数多く参加している。
◇ ◇ ◇
ノーザンファーム(吉田勝己代表)はレイジオブバンビ-(牝5、父サクソンウォリアー)を75万ギニーで落札した。初日の2位タイの高額落札だった。G3ハックウッドSを制した重賞ウイナーで、9月のG1スプリントCでも4着に好走している。
血統は4代母が名牝イーストオブザムーン(近親にスプリンターズS覇者ルガル)。5代母はカタログには記載されていないものの、名牝ミエスクで、一族にはフォーエバーヤングの父リアルスティールやラヴズオンリーユー、スタディオブマン、アルファセントーリなど名馬の名前がズラリと並ぶ。
タタソールズ社の公式ニュースはノーザンファームの橋本新吾氏のコメントを紹介。橋本氏は「この馬はとても優秀な血統で、運動能力も高く、ミエスクの牝系です。フォーエバーヤングの父も同じ牝系です。日本へ連れて行く予定です。交配相手はまだ決まっていません」と語っている。