マイルCSから香港マイルに転戦のドックランズ、日本では「素晴らしい経験」

2025年12月11日 11:55

 11月に日本のG1マイルチャンピオンシップを走り、現地14日にはG1香港マイルに参戦する英国馬ドックランズを管理するH.ユースタス調教師が、日本でのレース経験が糧になると語っている。

 今年6月に英G1クイーンアンステークスを勝ったドックランズはマイルチャンピオンシップで9着。それでも英競馬メディア『At The Races』によると、ユースタス師は「彼は(日本で)自分のレースをした」と語り、「18頭立ての16番枠で道中はかなり後方にいたが、よく頑張っていた。勝ち馬(ジャンタルマンタル)は抜けていたが、残りの馬たちと競り合うところまではそう遠くなかった。枠が良ければ私たちもその中に入っていただろう。だからとてもうれしく、素晴らしい経験になった」と続けた。

 昨年は豪州遠征で10ハロン路線に挑戦した後で香港マイルに臨んで12着だったドックランズだが、今年はマイル路線に専念。「明らかに馬がよくなり、トップレベルで安定して力を発揮していると感じている」「この経験が再遠征するうえで彼の好材料になっていることを願う。もしいい枠が当たれば昨年よりも好成績を出せるはず。それは間違いない」とユースタス師は自信を見せていた。