香港競馬界の名家、香港ヴァーズへ2年連続参戦に「大変光栄」
2025年12月12日 12:45
香港競馬界で「エン」の冠名で知られるウォン家のエイダ氏が、現地14日に行われるG1香港ヴァーズに2年連続でエンスードを送り出す。
5歳セン馬のエンスードはイギリスでデビューした当初からウォン家が管理しており、香港移籍後の2024年11月にはG3ササレディースパースを制覇。同年12月の香港ヴァーズでは4着、今年2月のG1香港ゴールドカップでは2着に入った。
今季は重賞で苦戦が続いているが、エイダ氏は「私はいつも自分の馬を信じていますし、今年はもっといいレースをしてくれることを願っています。とはいえ香港国際競走は非常に名誉あるレースなので、出走できることを大変光栄に思います」と語った。
ウォン家は1990年代初頭からエイダ氏の父であるベネディクト氏が競馬に携わり、香港競馬界では広く知られた存在。エイダ氏の弟のヴィンセント氏も今年のササレディースパースを制したエンカウンタードを所有している。
エイダ氏は「私たちはみんな競馬が大好き。幼い頃からずっと、香港競馬のためにいい馬を常に調達することで支援したいと思っていました。今後も最善を尽くし、将来的には家族でもっとG1レースに参加できることを願っています」と話していた。