米G1アメリカンオークス、木村和士騎手が伏兵アンバヤを勝利に導く

2026年01月04日 13:00

 米G1アメリカンオークス(3歳牝馬、芝10ハロン)が現地12月28日にサンタアニタパーク競馬場で11頭により争われ、木村和士騎乗の7番人気アンバヤが中団追走から馬群の中を進出すると、2番手から押し切りを狙う1番人気クリフスを捕らえて快勝した(1/2馬身差)。

 M.デムーロ騎乗のリボンズ(9番人気)が逃げ、それから3、4馬身の位置でラチ沿いの5番手をキープしたアンバヤは、直線入口でクリフスと3番手から追撃する2番人気ウィルゼンの間を突いてスパート。粘るクリフスをゴール前で差し切った。ウィルゼンはさらにクビ差の3着に続き、リボンズは8着に終わった。

 アンバヤはJ.トーマス調教師が管理するゴーストザッパー産駒で今回が重賞初挑戦。6月に芝8ハロンでデビュー勝ち後は芝8ハロンから9ハロンのステークスや条件戦で勝ち切れずにいたが、10ハロンで変わり身を見せる形となった。これで通算6戦2勝(2着2回)としている。

 木村騎手はA.フレス騎手の負傷による直前での乗り替わりで、米競馬メディア『bloodhorse.com』によるとトーマス師は「彼が前2走を見ていないのを知っていたからリプレーを見せたんだ」「それで、彼のところにいって5分ほど話し、彼の体を揺らしながら“この牝馬は素晴らしい調教をしている。きれいに走れば勝てるよ”と言ったんだ。そして彼は美しく乗った。本当に見事な騎乗をしてくれた」と激励に応えた木村騎手を称賛している。