豪G1オールスターマイル、トムキトゥンが着差以上の内容で史上初の連覇
2026年03月08日 12:35
豪G1オールスターマイル(3歳以上、芝1600m)が現地7日にフレミントン競馬場で行われ、2番人気のトムキトゥンが3番手追走から直前のエヴァポレイト(4番人気)を目標に進出すると、鞍上のC.ウィリアムズ騎手がノーステッキのままねじ伏せて完勝した(0.35馬身差)。
ゲート決めたトムキトゥンは3番人気のステフィマグネティカと並ぶようにして3番手をキープし、逃げる1番人気プライドオブジェニから3、4馬身ほどの位置で中間点を通過。直前のエヴァポレイトを目標に進出した直線ではウィリアムズ騎手の力強いアクションに応えて末脚を伸ばし、着差以上に余裕のある内容で勝利を手にした。
さらに0.2馬身差の3着にプライドオブジェニが粘り込み、ステフィマグネティカは7着に終わった。
トムキトゥンはA&S.フリードマン調教師が管理するハリーエンジェル(父ダークエンジェル)産駒の5歳セン馬でゴドルフィンが所有。オールスターマイル創設から8年目で初の連覇を達成してG1レース3勝目、前走のG3ケヴィンヘファーナンステークスに続き通算5度目の重賞制覇とした。
豪競馬メディア『racing.com』によると、フリードマン師らは「彼にはフレッシュな状態でのマイル戦がベストだと感じている。(次走は)オーストラリアンカップよりもドンカスター(マイル)の可能性が高いかもしれない」「彼はドバイにも香港にも登録してあるから選択肢はたくさんある」と今後の見通しを明かしている。
また、プライドオブジェニのC.マー調教師は次走の候補にオーストラリアンCとクイーンオブザターフ、クイーンエリザベスステークスを挙げるとともに「(オーナーの)トニー(オットーブレ氏)はオータムグローとのレースに非常に前向きだ」と打ち明け、対決の実現に含みを持たせている。