豪州のオシェア師、獣医師団との行き違いで長期ペナルティーの危機
2026年03月18日 12:20
豪州のトップトレーナーとして知られるJ.オシェア調教師が、管理馬の競走除外をめぐる獣医師団の判断をきっかけに4カ月もの調教停止処分を科される危機に陥った。地元競馬メディアの『racenet.com.au』が報じている。
報道によると、オシェア師は2月21日にローズヒルガーデンズ競馬場のレースに管理馬を出走させようとしていたが、レーシング・ニューサウスウェールズ(RNSW)の獣医師による跛行の判断で競走を除外された。その判断に動揺するとともに理由を求めていたオシェア師は、除外から6日後にカンタベリー競馬場で同じ馬をレースに出走させて勝利した。
レース後にはオシェア師が獣医師たちとなお協議に臨んでいる様子が見られたが、その結果として獣医師たちから不服が申し立てられ、RNSWの採決委員が調査を開始するに至った。この経緯に関する審問は3月9日に6時間以上にわたって行われ、オシェアは告発内容について非を認めることを選択。それにより処分の軽減を受けることになった。
ただ、17日にRNSWから発表された罰則は4カ月の調教停止というもので、この重い処分にオシェア師はただちに異議申し立てする意向を表明している。
なお、オシェア師の異議申し立てが却下された場合、管理馬については厩舎を共同運営するT.チャールトン調教師に暫定的なライセンスが交付され、独自に活動できるようになることも採決から発表された。