【香港QE2世C】「ゆるい仕上げじゃ駄目」香港遠征のマスカレードボールが国内最終追い

2026年04月15日 14:45

 昨年の天皇賞・秋覇者でジャパンC2着のマスカレードボール(牡4、手塚久)が15日、香港のクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル、26日=シャティン)へ向けた国内最終追い切りを美浦トレセンで行った。

 午前4時すぎのウッドコースへ姿を見せ、僚馬ツルマウカタチ(古馬2勝クラス)を追走。嶋田騎手(レースはルメール騎手)を背にパワフルな脚取りで1馬身ほど先着。6ハロン81秒9-11秒1(末強め)をマークした。見守った手塚久師は「5カ月ぶりでこれだけ強いメンバーとやるので、ゆるい仕上げじゃ駄目だなと。やるたびに良くなって、これで整った」と納得の表情を浮かべた。

 昨年のジャパンCでは世界一の評価を得たカランダガンと頭差の2着。今年はドバイシーマCで始動を予定していたが、中東情勢を考慮し回避。大阪杯へ回ることを予定したが、歩様の乱れで自重していた。

 今回は地元香港の絶対王者ロマンチックウォリアーをはじめ、G1・4勝のフランス馬ソジー、日本のジューンテイク、ジョバンニなどが相手となる。手塚久師は「昨年よりもすごく馬体がむちむちしてきたし、精神面も成長してきた」と変化を実感。初の海外遠征に「現地では(調教を)やりすぎない形で。ただ、(普段着けている)パシュファイヤーを返し馬でつけられないと言われたので、その点を対策しないといけない」と策を巡らせた。【桑原幹久】

出典:日刊スポーツ