ライフが仏2000ギニー差し切り勝ち、プエルトリコに雪辱
2026年05月11日 13:30
現地10日、仏パリロンシャン競馬場でG1仏2000ギニー(3歳牡馬、芝1600m)が行われ、M.バルザローナ騎乗のライフが直線で素晴らしい末脚を繰り出してクラシック制覇を果たした。
最内枠から出たライフは首尾よく3番手を確保。逃げるハンケロウを直後でマークし、1番人気のプエルトリコの半馬身ほど前を行く形に。直線では逃げ粘るハンケロウを内から追い上げていき、残り200メートル付近で差し切って先頭へ。その勢いのままゴールを駆け抜けた。
1馬身差の2着にはゴール寸前でハンケロウを差し切ったコモレビが上がり、ハンケロウはさらにアタマ差の3着。プエルトリコはさらにクビ差の4着までだった。
F.グラファール厩舎のライフはシーザムーン産駒のアガ・カーンスタッド所有馬。デビュー2連勝で仏G3フランソワブータン賞を勝ち、昨年10月の仏G1ジャンリュックラガルデール賞ではプエルトリコの3着に敗れていたが、それ以来のレースだったここで雪辱を果たした。
オーナーのザーラ王女は『Sky Sports Racing』に対し、「彼がマイルを走り切れるか確信が持てませんでしたが、とてもいい走りでした」「フランシス(グラファール調教師)のトレーニングは素晴らしいです。ミカエル(バルザローナ騎手)の仕掛けのタイミングも最高でした。見ていて本当に嬉しいです」と語った。
グラファール調教師は「普段はメインの目標に向かってレースを使いながら仕上げていくんだが今回は選択の余地がなく、前哨戦をスキップせざるを得なかった。簡単ではなかったが、何としてもギニーに出す必要があったのでこの決断を下した」とぶっつけ本番となった経緯を説明。今後についてはレース後の状態次第としつつ、6月のロイヤルアスコット開催での英G1セントジェームズパレスステークスになると語った。