隻眼の超良血馬ビクトリアス、無傷の3連勝で英G2クイーンメアリーS制す

2026年06月18日 12:55

 現地17日、英ロイヤルアスコット開催でG2クイーンメアリーステークス(2歳牝馬、芝5ハロン)が行われ、R.ムーア騎乗のビクトリアスが快勝した。

 27頭が出走した直線レースで、スタートが今ひとつだったビクトリアスは内ラチ側集団の後方からに。それでも残り2ハロン過ぎからスパートするとグングン伸びていき、残り半ハロン付近で先頭に立っていたセニョリータボニータをあっさり差し切り。そのまま2馬身差の勝利を収めた。

 A.オブライエン調教師にロイヤルアスコット開催通算99勝目をもたらしたビクトリアスはウートンバセット産駒。ガリレオ産駒の母の全姉妹には英オークスなどG1を7勝したマインディング、英オークス馬チューズデー、愛1000ギニー馬エンプレスジョセフィンがいる超良血馬で、4月末のデビュー戦、5月の愛G3フィリーズスプリントステークス、今回で無傷の3連勝とした。

 オブライエン調教師は「彼女は左目が全く見えないので自信に欠けるところがあったが、順調に成長している。ライアン(ムーア騎手)はゆっくりと彼女を馬群の外に出し、常に安心させてくれた」と競馬メディア『Thoroughbred Daily News』にコメント。「彼女の周囲の人々は細心の注意を払って彼女を怯えさせず、あらゆることをゆっくりと教えるという素晴らしい仕事をしてくれた。全ては彼らのおかげであり、私もとてもうれしく思っている」と語った。