エストレンジが愛G1プリティポリーSを快勝、英オークス馬サンダリングオンは完敗

2026年06月28日 09:54

 愛G1プリティポリーステークス(3歳以上牝馬、芝10ハロン)が現地27日にカラ競馬場で行われ、後方3番手で中間点を通過した2番人気のエストレンジが直線半ばで抜け出すと、2着争いの5番人気ワンルックに1馬身1/2差をつけて完勝した。

 序盤から8頭立ての6番手に控えたエストレンジは、背後にワンルックと1番人気の英オークス馬サンダリングオンのマークを受けながら中間点を通過。直線入口では直前の3番人気レッドレターを壁にしてワンルックを内に閉じ込め、残り2ハロンからスムーズに抜け出して快勝した。

 勝ち馬に絞められて仕掛けが遅れる形になったワンルックはしぶとく巻き返し、粘るレッドレターをゴール前で捕らえて2着。レッドレターはさらに1/2馬身差の3着になり、サンダリングオンは勝ち馬の背後から直線に入るも突き放されて4着に敗れた。

 D.オメーラ調教師が管理するナイトオブサンダー産駒のエストレンジは、昨年のヨークシャーオークス、英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークスでともに2着に敗れ、三度目の正直でG1初制覇。5歳初戦の前走はG3レスターピゴットフィリーズステークスで連覇を果たし、これで通算4度目の重賞勝ちとした。

 オメーラ師は英競馬メディア『attheraces.com』などに対して「馬齢戦で3歳馬と大きな斤量差があるから、最後の半ハロンの上り坂で利いてくるかもしれなかった」「残り2ハロン(標識)まで手応えが良かった。距離短縮は全くネガティブではなかったね。むしろ彼女を一人前にした可能性がある。今まで間違った距離を走らせていたのかもしれないね!」と完勝劇に満足気。今後は引き続き凱旋門賞を目標にしていくとコメントしている。

 なお、大手ブックメーカー『コーラル』は凱旋門賞におけるエストレンジの前売りオッズを21倍から13倍にカット。同じく『パディパワー』はナッソーステークスの前売りオッズを8倍から4.5倍に減じた。