オーギュストロダンは日本で種牡馬に? 海外メディアが岡田牧雄氏の発言を報じる
2026年07月15日 12:55
米競馬メディア『thoroughbreddailynews.com』欧州版が現地14日に北海道・苫小牧で行われたセレクトセールの模様をレポート。キタサンブラックとイクイノックス親子の産駒を中心に活発な取引が行われたことをはじめ、オーギュストロダンの今後について日本の関係者から注目の発言があったことを報じている。
英ダービーなど欧米でG1を6勝したディープインパクト産駒のオーギュストロダンは、初年度産駒が今年のセレクトセールにも上場され、岡田スタッドが生産したレイクイラワラの26がディープインパクトも所有した金子真人HDにより8800万円(税抜き)で落札された。
岡田スタッドの岡田牧雄代表は、オーギュストロダンを受胎した肌馬を探すよう依頼していたエージェントからレイクイラワラを紹介され、2023年12月のタタソールズ牝馬セールにて11万ギニー(当時の為替レートで約2100万円)で購買。生まれた産駒には約4倍の値がついたことになる。「予想価格を聞いたら凄くお得だと思ったので、彼女を買えたのは本当に良かったですね」と当時を振り返る岡田氏は、オーギュストロダンへの思い入れにも言及。
「(ノーザンファーム代表の)吉田勝己さんと一緒に彼を買おうとしました。交渉は非常に順調な感じだったのですが、ジャパンカップの当日に断られてしまいました。クールモアによると、彼らはすでに彼をアイルランドで種牡馬入りさせると決めていたから、残念ながら買うことができませんでした」と岡田代表は過去にオーギュストロダンの購買に動いていたこを明かした。
そして「オーギュストロダンはヨーロッパで素晴らしい競走馬でしたが、私の考えでは、彼の血統は日本のレースに合っています。私にはまだ、いつの日か彼を日本で種牡馬にするという夢があります。彼は本当に良い種牡馬なので、オーギュストロダンを買うために、2年後くらいにまたクールモアと交渉してみるつもりなんですよ!」と今後も機会を探っていくつもりとしている。
なお、現役時代のレイクイラワラはクールモアなどの共同所有でアイルランドのJ.ムルタ厩舎からデビューし、下級条件のハンデ戦を1勝しただけだった。しかし、きょうだいには2014年のレーシングポストトロフィー(現フューチュリティトロフィー)で2着のアロフトをはじめ3頭のブラックタイプ勝ち馬がいるほか、2014年の豪G1ゴールデンスリッパーステークスを制したレディオブキャメロットも近親に当たる。