仏G2ギヨームドルナノ賞、バロウドが良血ダリズアンを下し重賞初制覇

2026年08月16日 08:51

 仏G2ギヨームドルナノ賞(3歳、芝2000m)が現地15日にドーヴィル競馬場で行われ、最後方の5番手から直線で大外を伸びた4番人気のバロウドが、単勝1.9倍の人気を集めたダリズアンに2馬身差をつけて快勝した。

 3番手追走のダリズアンは直線で内ラチ沿いを突くも狭くなってスムーズに伸び切れず、その間に大外を伸びるバロウドにかわされて万事休す。2番手から外に進路を取った3番人気プルーフは、バロウドに寄られる不利を受けたものの3着(1馬身差)で決着。仏ダービー3着で2番人気のモントリオールは逃げて4着に終わった。

 バロウドはA&L.ファーブル調教師が管理するフランケル産駒の牡馬で、母の弟や妹にはオーダーオブオーストラリアやイリデッサ、サンタバーバラらG1ホースがいる。昨年10月にデビューし、勝ち上がりは今年4月の4戦目と遅れるも、それから2戦後の前走はG2ウジェーヌアダン賞で2着と結果を出して今回の重賞初制覇につなげた。

 英競馬メディア『attheraces.com』によると、馬主のI.アル・サガル氏のレーシングマネージャーを務めるT.グリムソープ氏は、バロウドの成長が遅く軌道に乗りはじめた段階として「フランケル産駒のG2勝ち馬である彼は特別な存在だし、選択肢はより限られてくる。だから来年に目を向ける。彼は速い馬場を好むからロンシャンという感じでもないしね」とコメントしている。