三冠戦後に初陣のリーディングチェンジ、無傷の3連勝で米G1トラヴァーズSを制す
2026年08月30日 14:01
「真夏のダービー」こと米G1トラヴァーズステークス(3歳、ダート10ハロン)が現地29日にサラトガ競馬場で行われ、5番人気のリーディングチェンジがプリークネスステークスの覇者で逃げるナポレオンソロ(4番人気)の直後を追走すると、直線では外に持ち出されて粘る相手を差し切った(1/2馬身差)。
レースは2番人気のレネゲイドがスタートで両側から挟まれる格好となり最後方に置かれ、1番人気の二冠馬ゴールデンテンポも一つ前の9番手から。向正面では逃げるナポレオンソロから12馬身余り後方となる。一方、リーディングチェンジは2馬身差圏内の3番手をキープし、第3コーナーからのペースアップでM.フランコ騎手に促されながら追撃態勢に入った。
リーディングチェンジは直線に入ると2番手のシーストライク(3番人気)の外に持ち出されてジリジリと加速。ラチ沿いを駆け上がったゴールデンテンポと3頭が直線半ばで並んだが、そこから目を見張る伸びで1馬身半ほど前にいたナポレオンソロを差し切った。ゴールデンテンポはさらに1馬身3/4差の3着に敗れ、シーストライクは6着まで後退。レネゲイドは見せ場なく8着に沈んだ。
リーディングチェンジはB.コックス調教師が管理するガンランナー産駒でワスナンレーシングの所有。半姉に2020年のケンタッキーオークス馬シーデアズザデビルを持ち、ベルモントステークス翌日の6月7日までデビューが遅れるも、7月11日のG3インディアナダービー、そして今回と無傷の3連勝で最前線に台頭してきた。
コックス師はトラヴァーズSを2021年のエッセンシャルクオリティに続く2勝目。ニューヨーク競馬協会(NYRA)の公式サイトによると、コックス師は「彼はデビュー2戦で高い数字(スピード指数)をマークしていたから、我々はインディアナダービー後に休養を与えようと考えた。トラヴァーズSに向けて理にかなうタイミングだったしね。今年の3歳馬は層が厚いと思うけど、彼の2つの指数に基づけば、脅威となる相手はいなかった。彼は見事にやり遂げたのさ」と明かしている。
なお、リーディングチェンジの次走についてコックス師は未定とし、ナポレオンソロのC.サマーズ調教師はブリーダーズカップクラシックか同ダートマイルとコメントしている。