モーリス産駒の8歳馬マズ、豪G2ザショーツを逃げ切り

2026年09月21日 12:15

 現地19日、豪ランドウィック競馬場でG2ザショーツ(芝1100m)が行われ、モーリス産駒の8歳セン馬マズが鮮やかに逃げ切った。

 いつものようにゲート入りにはてこずったマズだが、レースが始まると最内から好スタートを切って先頭へ。後続を2馬身ほど離して単騎逃げに持ち込むと最後の直線でも素晴らしい粘りを発揮し、詰め寄ってきた実績馬ジョリースターを0.32馬身差で下した。

 20225月にドゥームベン10000G1初制覇を果たしたマズは息の長い活躍を見せており、今年4月にはG3ホールマークステークスを3連覇。それ以来の休み明けだったここでも健在をアピールした。

 豪競馬メディア『racenet.com.au』によると、騎乗していたR.キング騎手は「今日は誘導馬のポニーがいなければゲートにたどり着けなかったでしょうね」とマズの気まぐれな行動に触れ、「彼はただ、自分のやり方を通すだけなんです。自分が何歳か分かっていませんし、本人には教えないでくださいね」と冗談交じりに語った。

 J.プライド調教師も「いつか彼が究極の勝利を収める……つまり発走前に除外されてしまう日が来るだろうね」と言いつつ、「でも彼は賢いんだ。レースでうまく立ち回る知恵を備えている。本当に素晴らしいベテランだよ」とたたえていた。