今年の凱旋門賞は高速馬場? 乾燥続きで28日に唯一の雨予報

2026年09月23日 12:12

 英競馬メディア『racingpost.com』が、凱旋門賞(10月4日)の舞台となるパリロンシャン競馬場のコース管理者、C.ド・コルドン氏を取材。凱旋門賞当日の担当は今年で8回目になるという同氏は、これほど長期間にわたって雨が降らなかったことは経験がないと話している。

 日本から遠征中のメイショウタバルとアドマイヤテラが現地22日の朝に本馬場で調教後、取材に応じたコルドン氏は、月曜日(28日)に雨の予報が初めて現れたばかりと話し、その雨量が凱旋門賞の馬場状態を左右する唯一の要素になると強調した。

 コルドン氏は「散水はできるだけ最小限に抑え、凱旋門賞の週末には(フランス式馬場計測器の)ペネトロメーターで3.3前後の『bon souple』にすることを目標にしています」と具体的な数値を挙げて説明。『racingpost.com』は英国式のゴーイングスティックで良から堅良に相当し、「bon souple」が英語でしばしば「good to soft」と訳されるのは誤りと注記している。

「昨日(21日)、今日の追い切りに備えて散水しました。今後3、4日間、馬場の状態を見ながら対応していきます。私がここで仕事をするようになってから、凱旋門賞を迎えるまでの時期に、これほど乾燥していたのは初めてです。このままなら3週連続で雨が降らないことになるかもしれません」というコルドン氏は、28日の雨を待つ間は散水を最小限に留め、その雨量によりさらなる散水が必要か否か判断していくことになると続けた。