仏G1オペラ賞、上がり馬ミススコットが同期のクラシック組を蹴散らす

2026年10月05日 17:50

 現地4日、仏パリロンシャン競馬場でG1オペラ賞(3歳以上牝馬、芝2000m)が行われ、C.スミヨン騎乗の上がり馬ミススコットが同期のクラシック好走組を抑えて勝利した。

 序盤はやや縦長となった馬群の6番手付近に待機していたミススコットは、すぐ前を行く愛1000ギニー馬プリサイスをマークする形に。馬群が詰まってくると包まれる厳しい位置取りになりかけたが、進路が開くと満を持してスパート。残り200メートルで先頭に立ち、追いすがるプリサイスら後続を最後まで封じ込んだ。

 1馬身半差の2着にはプリサイス、さらに1馬身半差の3着には仏オークス2着のピンクパンセラが続き、4着のタイムフォーショーケーシングまで3歳馬が上位を独占。1番人気に推されていた5歳の実績馬アヴァンチュールは5着に終わった。

 J&T.ゴスデン厩舎のミススコットはナイトオブサンダー産駒。春はクラシックに縁なく過ごし、8月末に勝った愛G3スノーフェアリーフィリーズステークスが重賞初挑戦。そこからの連勝で一気にG1初制覇まで登り詰めた。

 英競馬メディア『At The Races』によると、T.ゴスデン調教師は「彼女は成長著しい牝馬。前走のG3をクリストフ(スミヨン騎手)とのコンビで制した後、今回は一気に強豪相手の厳しい舞台に挑むことになった」とコメント。「来年は12ハロンの距離に挑戦させることも考えている。レース後の状態を見て判断しますが、今年はここで休養に入れて来年に備えるかもしれない」と続け、米ブリーダーズカップ遠征は少し時期尚早かもしれないとの見方を示していた。