昨年のロイヤルアスコット開催でG1クイーンアンSを勝った世界的な名マイラーのテピンが、現地3月25日に行われるG1ドバイターフを回避する可能性が高いことが分かった。

　テピンは7日に発表されたエントリー馬に名を連ねたものの、先日に発症した疝痛の影響が大きい模様。M．キャシー調教師は「あの疝痛でドバイ行きのチャンスは失われた」とコメントしている。

　6歳牝馬のテピンは昨季、クイーンアンSのほかにもカナダG1ウッドバインマイルなどを制覇。ただし連覇のかかっていたG1ブリーダーズカップマイルはツーリストの2着と取りこぼしていた。

　なお今年のドバイターフには、昨年からの連覇を狙う日本馬のリアルスティールが登録。一方、2015年の勝ち馬ながら昨年3月を最後に長期離脱中のソロウはエントリーしなかった。