仏2000ギニーを制し、仏ダービーとの2冠制覇を視野に入れているブラムトだが、次走についてはロイヤルアスコットのセントジェームズパレスステークスも選択肢として残している。

　ブラムトは2歳時に4戦3勝の成績を挙げ、アルシャカブレーシングが共同馬主として権利の一部を取得。3歳初戦のG3フォンテーヌブロー賞で重賞初制覇を飾り、3連勝で仏2000ギニーを制した。その直後には距離を伸ばして仏ダービーに臨むとしていたものの、それは確定事項ではなく、関係者の胸中には選択肢としてロイヤルアスコットもあるようだ。

　共同オーナーのレーシングマネージャーは「ブラムトの次走に関しては2つの選択肢があります。10ハロンの仏ダービーに距離を伸ばすか、1マイルに留まってセントジェームズパレスSに行くかです。アルシャカブやジャンクロード（ルジェ調教師）と相談する必要がありますが、ジャンクロードが来週決定するでしょう」とコメントしている。