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ビッグオレンジのベル師、G3ヘンリー2世Sは「絶好機」

2017年05月25日 12:28

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 現地25日にサンダウン競馬場で行われるG3ヘンリー2世ステークスにビッグオレンジを送り込むM.ベル調教師。予定外の参戦ながら「絶好のチャンス」と自信を見せている。

 ビッグオレンジの前走は3月末のG2ドバイゴールドカップでヴァジラバドから2馬身差の4着。当時はL.デットーリ騎手と初コンビだったが、ヘンリー2世Sでは再び名手を鞍上に迎える。

「馬場が合わなくてヨークシャーカップを回避したから、今回は予定外なんだけど」とベル師は断りを入れつつ、「彼はドバイから元気に帰国したし、レーティング的にもかなりチャンスは大きいように思える。メルボルンカップの10着は斤量が重かっただけで、堅実だからね。この後は、馬場が合えば英ゴールドカップからグッドウッドカップを使う予定だよ。馬場が合わないなら、(過去に2勝している)プリンセスオブウェールズ(ステークス)にまた使うよ」と早くも先を見据えている。

 同じレースに出走予定のクエストフォーモアはビッグオレンジとレーティングで並んでいるものの、ドバイゴールドCでは大きく離された(9着)。R.チャールトン調教師は「馬場があまり柔らかくなりさえしなければ、サンダウン(ヘンリー2世S)に使うよ。ドバイでは馬場が全く合わなかったからね。帰国後は状態もずっといいよ」とコメントした。