ニューベリー競馬場で現地23日に行われたG3レガシーカップ（3歳以上、芝11ハロン）は、単勝3番人気タイのデザートエンカウンターが馬場の内目を突いて抜け出し、1番人気セカンドステップの追撃をクビ差振り切って優勝した。

　さらに3/4馬身差の3着にはゴドルフィン所有のシークレットナンバーが続き、メルボルンカップを目指すディランマウスは10着に沈んだ。

　5歳セン馬のデザートエンカウンターは2走前にG1エクリプスステークスで3着に好走したこともあるが、これが嬉しい重賞初制覇。同馬を管理するD.シムコック調教師は「ショーン（レヴィー騎手）がうまく乗ってくれた」と殊勲の騎手を称えると、今後について「デザートエンカウンターをカナダとアスコット（のレース）に登録済みだからオーナーと相談する。彼の状態を見てからになるが、もう1走するつもりだ」と明かした。