日本からファインニードルも参戦する29日のG1チェアマンズスプリントプライズ（シャティン競馬場、芝1200m）で連覇を狙う香港のラッキーバブルズに、ロイヤルアスコット開催への遠征プランが浮上した。現地25日に香港ジョッキークラブが調教師のコメントを広報している。

　ラッキーバブルズを管理するF.ルイ調教師は「ロイヤルアスコットは世界有数の開催の一つで、我々が参加できるなら非常に名誉なこと。ふさわしい馬がいるから登録を決めたし、ラッキーバブルズは行く可能性が大きいよ」と前向きに検討していることを明言。

「日曜日のチェアマンズスプリントプライズに向けて仕上がりは良好だから、いいレースをしてくれるはず。それからロイヤルアスコットを目指すことになる。ラッキーバブルズは輸送を苦にしないし、アスコットの1200mは彼に合っているだろうね」とG1ダイアモンドジュビリーステークス（6月23日）が目標になることを明かしている。

　なお、これまで香港調教馬は6頭がダイアモンドジュビリーSに遠征し、ヨーク競馬場で開催された2005年にケープオブグッドホープが優勝。2016年にはゴールドファンがトワイライトサンに僅差の2着と好成績を収めている。