現地12日にリングフィールド競馬場で準重賞のオークストライアルフィリーズステークス（3歳牝馬、芝11ハロン133ヤード）が行われ、最後方から徐々に進出した3番人気のパーフェクトクラリティが残り1ハロンで抜け出し、2番人気チェッキーニの追撃を1馬身1/4差封じて快勝した。

　パーフェクトクラリティは昨年の英オークスを制すなどして欧州年度代表馬に輝いたエネイブルと同じナサニエル産駒。昨年8月15日にデビュー勝ちを飾り、それ以来となる9か月ぶりの実戦を制してデビュー2連勝とした。

　同馬を管理するC.コックス調教師は「彼女はこの前に1戦しかしてないけど、ずっと凄く良かったんだよ。ここにはこっそり連れてきたという訳さ」と秘蔵っ子の快勝劇にご満悦。「大人びているし、特別な馬になるのではないかと思っているんだ。エプソムへ行くことになるだろうね」と英オークス参戦を宣言している。