ロイヤルアスコット開催のG1コモンウェルスカップを制して3歳短距離戦線の頂点に立ったエクティダールが、現地14日のG1ジュライカップに参戦する可能性が高まった。

　馬主のハムダン殿下のレーシングマネージャーを務めるA.ゴールド氏は「月曜（2日）にM.スタウト調教師と話し合ったら、エクティダールはコモンウェルスC後の状態もいいし、ジュライCに使いたいとのことでした」と参戦に前向き。ニューマーケット競馬場ジュライコースをこなせるか判らないものの、独特のうねりが走りの妨げになることはないとの見解を明かしている。

　また、エクティダールに関してはまだ手探りの面があるという一方、予想される固めの馬場状態でコモンウェルスCを勝っているうえに道悪もこなしており、馬場についてはほぼ不問との考え。距離も6ハロン以上に対応可能としている。