現地12日、仏パリロンシャン競馬場にてG1仏2000ギニー（3歳牡馬、芝1600m）が行われ、P.ブドー騎乗のペルシアンキングが1番人気に応えて勝利した。

　中団内側でレースを進めたペルシアンキングは、最後の直線でも最内からスパート。先行策から早めに先頭に立っていた2番人気のシャーマンをとらえ、大外から追い込んできた伏兵サンドナートも抑えきった。

　2着は1馬身差でシャーマン。3着はさらにアタマ差でサンドナートだった。

　A.ファーブル厩舎のキングマン産駒ペルシアンキングは、これでデビュー戦2着後に5連勝。2歳戦ラストのG3英オータムステークスでは後の英2000ギニー馬マグナグリーシアを2着に下すなど重賞は3連勝で、G1は初制覇となった。

　ファーブル調教師は「次は（2100m）の仏ダービー。距離延長も大丈夫だと見ている」とコメント。