ロイヤルアスコット開催の英G2ハードウィックステークスで2着と善戦したチェコ調教馬ナガノゴールドは、現地7月27日のG1キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークスに出走しない見込みであることが分かった。

　陣営のレーシングマネージャーは、「ナガノゴールドは無事に地元へ戻った」とコメント。「次走の最終決定はまだだが、騎手や対戦相手、輸送など、選択肢と考慮すべき点は共に多い。ベルリンのG1には登録済みでドーヴィルのレースにもエントリーするに予定だが、キングジョージはないと思う」と語った。

　さらに秋については「凱旋門賞は検討しているし、香港やオーストラリアのレース、日本のジャパンカップもある」と来日の可能性にも言及。「もし（豪G1の）メルボルンカップに行くならば、凱旋門賞はパスだろう」と続けていた。