現地9日、南アフリカのケニルワース競馬場でG1クイーンズプレート（3歳以上、芝1600m）が7頭により争われ、中団の内ラチ沿いで4、5番手をキープした5番人気のジェットダークが、先行する2頭の間から0.75馬身抜け出して快勝した。

　2番人気のレインボーブリッジが勝ち馬と並走状態から大外を伸びて2着に続き、昨季のG1ダーバンジュライの覇者で圧倒的1番人気のベルガリオンはさらに0.5馬身差の3着に敗れた。

　ジェットダークはエンドスウィープ産駒のトリッピを父に持つ3歳牡馬で、昨年6月3日にデビュー勝ちを飾ると、昨季最終戦の7月26日にG3ビューモントスタッドランガーマンで重賞初制覇。その後は3か月の休養を挟んで今季に臨み、2戦目のハンデ戦勝ちから挑んだ前走のG1ケープギニーでは4着だった。この日の勝利でG1初制覇を飾り、通算成績を7戦4勝としている。