現地2日、フランスのシャンティイ競馬場で行われた条件戦のモンジュー賞（オールウェザー1600m）は、C.スミヨン騎乗のシルバークオーツが2番手追走から直線で鋭い瞬発力を発揮し、逃げ粘るゴドルフィンのテレマキーを差し切った（3/4馬身差）。

　シルバークオーツはF.グラファール調教師が管理するフランケル産駒の6歳セン馬で、これまで2度挑戦した重賞では3歳時の英G3ハンプトンコートステークスで12着、昨年の仏G3ベルトランデュブルイユ賞で4着と目立った成績を残せていない。ただし、ベルトランデュブルイユ賞では3着のスカレティと短クビ差だった。

　モンジュー賞はフランスにおけるドバイ前哨戦に位置づけられ、2015年のドバイターフを制したソロウはモンジュー賞から連勝している。