イギリスのエリザベス女王が所有する3歳馬タクティカルが、今季初戦だった現地14日のハンデ戦（芝7ハロン）を制覇。2年連続となるロイヤルアスコット開催での勝利へと前進した。

　タクティカルはA.ボールディング厩舎のトロナド産駒。昨年6月のロイヤルアスコット開催で初勝利を挙げると、7月の英G2ジュライステークスも連勝した。その後はG1ばかり3戦して4着が最高だったが、この日は2着とクビ差の接戦を制した。

　ボールディング調教師は「今日の復帰戦は6ハロンに戻すかどうかを見るテストだったが、彼は7ハロンでも問題ないことを証明した。アスコットではおそらく（7ハロンのG3）ジャージーステークスに出るだろう。（8ハロンのG1）セントジェームズパレスステークスにも恐らく登録することになる」と話している。