昨秋に米G1ブリーダーズカップターフスプリントを制したグラススリッパーズが、軽度の故障のため現地19日の英G1ダイアモンドジュビリーステークス（芝6ハロン）を回避した。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。

　グラススリッパーズは当初、昨年も出走した15日のG1キングズスタンドステークス（芝5ハロン）への出走を見込まれていたが、陣営は6ハロンのダイアモンドジュビリーSへ向かうことを示唆。しかし結局これも回避し、ロイヤルアスコット開催には出走しないこととなった。

　K.ライアン調教師によると最終調整で筋肉系のトラブルが生じたとのことで、「10日ほど楽にさせて、おそらくはグッドウッド開催を目指すことになる」と仕切り直しの意向を示している。