豪ランドウィック競馬場で現地2日、G1エプソムハンデキャップ（3歳以上、芝1600m）が17頭により争われ、後方3番手で中間点を通過した5番人気のプライベートアイが、馬群の大外10頭分ほどの位置から直線に突入して豪快に差し切った（0.14馬身差）。

　中団追走の6番人気アラマヨが前方から先に抜け出した8番人気ダラサンとの2着争いを0.04馬身差で制し、1番人気のリオディーニは2番手から伸び切れず11着に大敗した。

　プライベートアイは5月のG2クイーンズランドギニーで重賞初制覇を飾り、8月に明け4歳初戦のG3ショーカウンティクオリティで重賞連勝。その後に2連敗したものの、G1初挑戦の今回はハンデ51kgの軽量にも恵まれ、秋のドンカスターマイルと並ぶ名物レースを制した。