米ガルフストリームパーク競馬場で現地5日に行われたG3ホーリーブルステークス（3歳、ダート8.5ハロン）は、2番手追走の5番人気ホワイトアバリオが最終コーナーで先頭を奪い、迎えた直線では4馬身1/2差を開いて完勝した。

　2番人気シンプリフィケーションが中団の後ろから早めに動いて内の1番人気モードニゴールを封じ、アタマ差振り切って2着争いを制した。

　ホワイトアバリオは現役時代にG2オークローンハンデキャップなど重賞3勝のレースデー（その父タピット）産駒で重賞初制覇。昨年9月24日からガルフストリームパーク競馬場でデビュー2連勝を飾り、3戦目の前走は11月のG2ケンタッキージョッキークラブステークスで3着だった。

　ケンタッキーダービー指定ポイントレースのホーリーブルSは優勝馬が近年の三冠戦線で活躍しており、コロナ禍で日程が変更された2020年のティズザローはベルモントステークスとトラヴァーズステークスを連勝してKYダービーも2着。2017年のアイリッシュウォークライはベルモントSで2着、2018年のオーディブルはKYダービーで3着に善戦している。