21年のカナダ競馬年度表彰「ソヴリン賞」の各部門の最終候補が10日、カナダジョッキークラブから発表された。

　18、19年に「ソヴリン賞」最優秀見習騎手に輝いている日本人の木村和士騎手（22）は最優秀騎手賞の最終候補となっている。他にラファエル・ヘルナンデス、パトリック・ハズバンズ、ジャスティン・ステインの3名もノミネートされた。ソヴリン賞各部門の受賞者とカナダ年度代表馬の発表は4月14日に行われる。

　木村騎手は19年に北米の年度表彰「エクリプス賞」を日本人で初めて受賞（最優秀見習騎手部門）。昨年はカナダ競馬でリーディングジョッキーに輝いた。この年末年始は日本に帰国して英気を養い、カナダがシーズンオフの現在は米国を拠点にしている。先週（6日）はガルフストリームパークで騎乗。今週は10～12日にターフウェイパーク競馬場で騎乗する。

出典：日刊スポーツ