現地19日、ニュージーランドのエラズリー競馬場でG2アヴォンデールギニー（3歳、芝2100m）が13頭により争われ、1番人気のラクリックが序盤の先頭から3番手に控えると、狭いラチ沿いをこじ開けるように迎えた直線で3.8馬身突き抜ける圧勝劇を演じた。

　3頭が並んだ2着争いは、中団のラチ沿いを進んだ10番人気のアールジェイズフライトが、勝ち馬の直後から外を回った7番人気マーチャンドに0.2馬身先着。2番人気のニュージーランド1000ギニー馬ザパーフェクトピンクは6着に終わった。

　ラクリックはS&K.アレキサンダー調教師が共同管理するヴァダモス産駒の牝馬で、1月29日に行われた前走のG3デザートゴールドステークスを含む3連勝で2度目の重賞制覇。これで通算成績を7戦5勝（2着と3着が各1回）としている。