現地5月7日にチャーチルダウンズ競馬場で行われる米G1ケンタッキーダービーへ向けた長期前売りのフューチャー・ウェイジャーの第4回目（プール4）が行われ、実質的な1番人気は引き続きスマイルハッピーがキープした。

　個別に提示された23頭と「その他すべての3歳馬」を含めた24通りで最もオッズが低いのは後者で、5倍だった。

　スマイルハッピーはK.マクピーク厩舎のランハッピー産駒。昨年11月末のG2ケンタッキージョッキークラブステークスを制してデビュー2連勝とした。3歳初戦だった2月のG2リズンスターステークスで2着と初黒星を喫したものの、7倍で実質的な1番人気に推されている。

　事実上の2番人気にはG2サンヴィセンテステークスとG2サンフェリペステークスを連勝したフォービドゥンキングダムが浮上して8倍に。3番人気はG3サムエフデービスステークスとG2タンパベイダービーを連勝したクラシックコーズウェイが11倍で続いている。

　なおブリーダーズカップジュベナイルを制したコーニッシュを含むB.バファート厩舎の管理馬は、バファート調教師が2021年のKYダービーで1位入線したメディーナスピリット（後に失格処分）から禁止薬物反応が出て以降はチャーチルダウンズ競馬場ヘの出走を認められていないことから、引き続き個別のオッズからは対象外となった。