現地26日、ドバイのメイダン競馬場で行われたUAEダービー（G2、ダート1900m）に日本から4頭が参戦。D.レーン騎手を鞍上に迎えたクラウンプライドが先行勢を前に見ながら道中を運ぶと、直線では逃げ粘るサマーイズトゥモローをねじ伏せて完勝した（2.75馬身差）。1.25馬身差の3着にはアイランドファルコンが続いた。

　その他の日本勢は出遅れたレイワホマレがクラウンプライドから6.5馬身差の6着。セキフウはさらに4馬身近く離れた8着でゴールし、コンバスチョンは11着に沈んだ。なお、サウジダービー勝ちのパインハーストは序盤から流れに乗れず大差の最下位に大敗している。

　クラウンプライドのUAEダービー制覇は、日本調教馬として2016年のラニ以来となる2勝目。ラニはアメリカの三冠戦に挑み、ベルモントステークスでは3着に善戦した。