現地2日、愛レパーズタウン競馬場にてG3バリーサックスステークス（3歳、芝10ハロン）が行われ、G.ライアン騎乗のピズバディールが接戦を制した。

　中段の内からレースを進めたピズバディールは、コーナーでも内ラチ沿いをキープして直線入り口で先頭に。外から伸びてきたバッカルーにいったんは前に出られたものの、ゴール寸前で差し返して短アタマ差の勝利をもぎ取った。

　D.オブライエン厩舎のピズバディールはユリシーズ産駒。2歳時はデビュー勝ち後に愛G3エアフィールドステークス2着の2戦のみで、3歳初戦だった今回が重賞初制覇となった。

　オブライエン調教師は「12ハロンを走るようになればもっとよくなる」と、ピズバディールのスタミナを評価。「今後はデリンズタウン（ダービートライアル）からエプソム（英ダービー）だ」と語っている。