現地18日、英ヨーク競馬場にてG1ヨークシャーオークス（3歳以上牝馬、芝12ハロン）が行われ、L.モリス騎乗のアルピニスタがG1レース5連勝を果たした。

　昨年は8月以降にベルリン大賞、オイロパ賞、バイエルン大賞と独G1レース3連勝を含む5戦全勝だったアルピニスタ。今年は7月に牡馬相手の仏G1サンクルー大賞を勝っており、今回もそつなく3番手の好位をキープして機をうかがう。

　直線では逃げていたラプティットココとの叩き合いとなり、そこへ内から英オークス馬チューズデーも加わって三つ巴に。しかし最後はアルピニスタがライバルたちを突き放して先頭でゴールに飛び込んだ。

　1馬身差の2着にチューズデーが続き、ラプティットココはさらに1馬身3/4差の3着。愛オークス馬マジカルラグーンは5着までだった。

　これでG1での5連勝を含む7連勝としたアルピニスタ。なお大手ブックメーカーの『ベットフェア』と『パディパワー』は、今回の結果を受けてもアルピニスタの凱旋門賞での前売りオッズを9倍から変更していない。