10月の豪G1コックスプレートに登録していたリアルワールドが、遠征を見送って秋は欧州でのレースに専念することが分かった。

　S.ビン・スルール厩舎のリアルワールドは春に英G1ロッキンジステークス、G1クイーンアンステークスでいずれもバーイードの2着。7月に中距離の英G1エクリプスステークスに臨む予定だったが、体調を崩して回避していた。

　現在は回復していると語ったスルール調教師は「選択肢としては昨年に勝った凱旋門賞ウィークの仏G2（ダニエルウィルデンシュタイン賞、10月1日）やニューマーケットでのジョエルステークス（英G2、9月23日）などがある。オーストラリアには行かず、イギリスかフランスで走ることになるだろう」と語っている。