現地23日、仏パリロンシャン競馬場でG1ロワイヤルオーク賞（芝3100m）が行われ、1番人気に推されていたイレジンがG1初制覇を達成した。

　イレジンは前走の仏G2フォワ賞制覇と同じく後方待機。昨年のこのレース4着馬サーチフォーアソングが早めに先頭に立つが、イレジンは直線まで仕掛けを待って内からスパート。サーチフォーアソングをかわして3馬身差でゴールした。

　J.ゴーヴァン厩舎のイレジンはマンデュロ産駒の5歳せん馬。9月に仏G1凱旋門賞の前哨戦に当たるフォワ賞を勝ったがせん馬のため本番には出られず、こちらに回っていた。

　女性ジョッキーのM.ヴェロン騎手も今回が嬉しいG1初勝利。イレジンにはデビュー2戦目から15戦目の今回まで乗り続けており、重賞初勝利も昨年6月にイレジンで制した仏G3ラクープだった。