現地3日、豪フレミントン競馬場でG1ケネディオークス（芝2500m）が行われ、1番人気に推されていたシーズエクストリームが好位追走から抜け出して快勝した。

　11頭立ての最内枠から出たシーズエクストリームは好スタートを切ると、外から押したパヴィトラを前に行かせ、さらにゼンゼラをマークするように3番手を確保。直線で内ラチを突くと粘るパヴィトラを残り200メートル過ぎでかわし、1馬身差の勝利を収めた。

　2着はパヴィトラ。さらに2.25馬身差の3着には4番手からクイーンエアが食い込み、ゼンゼラは4着までだった。

　A.カミングス厩舎のシーズエクストリームはエクストリームチョイス産駒。今年4月に2歳G1シャンペンステークスを勝っており、今季は前々走のG1フライトステークス2着、前走のG1スプリングチャンピオンステークス3着と勝ち切れていなかったが、距離が延びたここで2度目のG1制覇を達成した。