G2オーストラリアステークス（3歳以上、芝1200m）が現地1月28日にムーニーバレー競馬場で行われ、1番人気のジグソーが煽り気味の発馬となるも、400mほど進んでハナを奪うと主導権を譲らず逃げ切った。

　2.5馬身差の2着に昨年の3着馬トゥラース（3番人気）、さらに1.5馬身差の3着には4番人気のカリプソレインが入線。2番人気のスナッパーは序盤の先頭から勝ち馬に譲って2番手に引くと、最終コーナーでは苦しくなり4着に終わった。

　ジグソーはマンハッタンレイン（父エンコスタデラーゴ）産駒の4歳セン馬で重賞初制覇。2021年1月にアルトーリアスを破ってデビュー戦を飾り、続くG3ブルーダイヤモンドプレリュードではアナモーに続く3着と素質の高さを見せていた。ここまで出世が遅れたものの、今シーズンは11月12日の初戦から4連勝と軌道に乗ってきた。